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美浜町エネルギー環境教育体験館「きいぱす」は、エネルギー環境教育に特化したさまざまな体験を通して、身近にあるエネルギーの特徴を理解し、日々の暮らしや地球環境について考える力を養う体験型の学び舎です。
エネルギー環境教育を通して、未来を見据えて、自立した考えと判断ができる“地球の将来に役立つ人材教育”を目指します。
美浜町エネルギー環境教育体験館は、日本で唯一、エネルギー環境教育に特化した体験館です。旧丹生小学校を再利用し、平成29(2017)年4月に美浜町営の施設として開館しました。丹生湾をはさんで対岸には、日本初の加圧水型商業炉である美浜発電所が立地しています。
体験装置や学習プログラムは、長年にわたって町をあげてエネルギー環境教育に取り組んできた美浜町のカリキュラムをベースにしています。
近年、エネルギー環境を取り巻く情勢は大きく変化しています。きいぱすではこの状況を踏まえてV2Hや蓄電池などの設置を進め、2050年カーボンニュートラルに向けた教材の充実を図っています。
エネルギーそしてエネルギーと社会のあり方について、学び、体験し、そして考えるのにふさわしいこの地において、次代を担う子供たちの主体性、判断力、行動力を育む学習への支援・協力を、力一杯実施していきたいと考えています。
美浜町、美浜町近隣地域、そしてより広い地域の皆様のご来館とご利用を、心からお待ちしております。
令和3年4月
館長 橋場 隆
子どもの教育施設を意識した、楽しげで柔らかいロゴをイメージ。きいぱすの「き」を鍵のキーに見立てて印象づけています。
カラーリングには、美浜町の自然の色合いの、山々のグリーン、若狭湾夕日のサンセットオレンジ、水晶浜のブルー、美浜町花火のブライトイエロー、美浜の花ツツジのピンクの計5色でエネルギーのベストミックスを表しています。