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みはまシナプスプロジェクトについて
町では、「第五次美浜町総合振興計画」後期基本計画に基づき、優先施策の1つである「にぎわいゾーン整備」を進めています。
※「にぎわいゾーン」
JR美浜駅と生涯学習センター「なびあす」までを結んだ町道駅前線を中心としたエリア
美浜町が目指す「にぎわい」とは…
地方の多くが、「にぎわい創出」を目標に持続的な人の滞留を生み出す事業に取り組む中、「美浜町が目指す『にぎわい』の姿」について検討を重ねてきました。
調査・分析の実施、子どもから大人まで「美浜町のありたき姿」を言葉にしてもらうことで、美浜町が目指す「にぎわい」3つのテーマが浮かび上がってきました。
美浜町が目指す「にぎわい」 3つのテーマ
◎ 人づくり・・・「学びと挑戦を育む」
体験や交流を通じた「学び」の機会、次世代と担う子ども・若者をはじめ、再スタートを切ろうとしている人たちが安心の中で挑戦することができる場所を創ります。
「学び」をにぎわいのエンジンとするまちづくりを目指し、ここで生まれる活発な交流・素敵なコミュニティが「人生100年時代」と言われる新時代を豊かに生きるための「新たな気づき」を生み出します。
◎ 空間づくり・・・「優しい回遊空間を創る」
道の駅「若狭美浜はまびより」と観光農園「若狭美浜HAMABERRY」、生涯学習センター「なびあす」を有機的に繋ぎ、回遊性に富んだ街並みを形成します。
住民も観光客も、子どもも大人も、若者もお年寄りも、健常者も障がいを持つ方も、誰もが優しい環境の中で関わり合い、楽しく過ごすことができる安心に満ちた場所を創出します。
◎ CONT.(コンテンツ)づくり・・・「共創の軸線を貫く」
町民や応援人口、美浜に関わりたいと思ってくれる人や企業、様々な関わり合いを通じてアイデアを出し、自らがアクションを起こすことで、たくさんの人の笑顔とにぎわいを生み出します。
みはまシナプスプロジェクトとは…
3つのテーマにある「学びと挑戦」「優しい空間創り」「共創」は、この場所に「様々な人たちとの交わりと繋がり、その過程でひらめく素敵なアイデア」を描き出します。
この「交わり、繋がり、ひらめく。」が美浜のにぎわいを生み出す核心的要素であり、コンセプトの種になると考えました。
「交わり、繋がり、ひらめく。」から導きだされたコンセプトワードは「シナプス」。
シナプスは「脳を構成する神経細胞同士をつなぐ部分であり、学習行動やコミュニケーションなどたくさんの刺激を受けて増えていく」ことから、この事業をひと言で表現するワードとして選定されました。
「にぎわいゾーン整備」は 「みはまシナプスプロジェクト」 として、 令和5年度から本格始動しました。
プロジェクトの展開
◎ 学びを軸とした次世代まちづくり事業
人づくり(学びと挑戦を育む)の核となる事業。「人生100年時代」と言われる時代が到来する今、100年という長い期間をより充実し豊かなものにするため、子どもから大人まで生涯にわたる「学び」と、自分の可能性を信じ「やってみたい」に挑戦できる力を育みます。
◎ にぎわいゾーンにかかる空間整備
ワークショップ等でいろんな方のご意見を聞き、「学びの場・機会」を創出し、誰もが安心して楽しく過ごせる環境を順次整備していきます。