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不正軽油を止めましょう

記事ID:0000546 更新日:2021年1月4日更新 印刷ページ表示

不正軽油撲滅チラシ

不正軽油撲滅チラシ[その他のファイル/107KB]

不正軽油の製造・売買および使用を止(や)め、みんなで協力して不正軽油を止(と)めましょう!
(10月は不正軽油撲滅強化月間です)

不正軽油とは

 不正軽油は、通常の軽油に灯油や重油を混ぜ、軽油と偽って販売・消費される燃料などのことです。

不正軽油の問題点

  1. 軽油引取税の脱税
     軽油には1Lあたり32.1円の軽油引取税が課税されています。
     不正軽油は、軽油に他の石油製品を混ぜて製造されるため、水増しされた分には軽油引取税は課税されていません。そして、「軽油」として販売された後は水増し分の軽油取引税を、まるごと販売業者の利益とすることが出来ます。これはれっきとした脱税となります。
  2. 不正軽油を使用した車両の不具合
     軽油を使用するディーゼルエンジンは、軽油を空気と混合しながらエンジン内に吹き付けて燃焼させる構造になっているため、軽油に性質が近い重油や灯油でも理論上は動かすことが可能です。
     しかし、ディーゼルエンジンは軽油を使うことを前提としているため、不純物が混じっている不正軽油を使用続けると、エンジンが故障したり不具合が発生したりして、寿命を縮めていくことになります。
  3. 周辺環境の汚染
     不正軽油には重油などが混合されているため、硫黄や窒素などを含んでいます。このため、不正軽油を使用した車から出る排ガスにはSOx(硫黄酸化物)やNOx(窒素酸化物)が含まれ、大気汚染の原因となります。
     また、不正軽油の識別に用いられるクマリンという物質を不正軽油から除去する際に、副産物として「硫酸ピッチ」という物質が発生します。この物質は、強酸性で強い腐食作用を持つ上、水分と反応すると人体に有害な亜硫酸ガスを発生させるので、処理が非常に困難なことから、不法投棄されることも多く、環境破壊の原因となっています。

不正軽油の取扱いに関する罰則

 不正軽油は、製造や使用だけではなく、下記のように不正軽油に関わる人(または法人)すべてが罰則の対象となります。

(不正軽油の罰則を受けるもの)

  • 不正軽油を製造したもの
  • 不正軽油と知って運搬・保管、購入・販売したもの
  • 不正軽油を製造する者に材料を提供・運搬したもの
  • 軽油引取税を脱税したもの
  • 不正軽油に係る検査を拒否したもの

 ※地方税法144条関係

不正軽油についての通報先

 不正軽油は、単なる脱税行為ではなく、住民の生活を脅かす重大な社会問題です。不審な業者や施設を見かけたり、「安い軽油を使ったら車の調子が悪くなった」といった状況が発生したりした場合には、下記事務所まで情報をお寄せください。

  • 福井県総務部税務課 Tel:0776-20-0257
  • 福井県税事務所軽油引取税課 Tel:0776-21-0022

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