本文
国吉城址のハンゲショウがただいま見頃です!
今年のハンゲショウ(1)
今年のハンゲショウ(2)
七十二候の一つ「半夏生」。夏至から数えて11日目、あるいは太陽が黄経100度に達する日のことをさします。今年は7月1日(火)です。 県内の大野市では、この日に丸焼きのサバを食べる習慣があります。
同じ頃、国吉城址周辺のハンゲショウ群生地も白く染まります!
今年のハンゲショウ(3)
今年のハンゲショウ(4)
今年のハンゲショウ(5)
ハンゲショウはドクダミ科の植物で、茎の先端に白く小さな花が穂状に咲きますが、大きな特徴は茎の先端に近い葉の表面の下半分が白くなることです。その名の由来は「半夏生」の頃に白く染まるため、あるいは葉の表面の下半分が白粉で化粧したように見えるためなどといわれます。全国で湿地環境が消失したり生育条件が悪化したため、その数が減少し、福井県では県域準絶滅危惧種に選定されています。
葉は6月下旬から白くなり始め、7月中旬まで見ることができます。国吉城址城主居館跡前の湿地帯に広がるハンゲショウの群生地は、自然の群生地としては全国有数の面積です。今年も平年並みの時期に見頃を迎えました。近年は他の雑草が繁殖してハンゲショウより目立ちますが、その下で健気に広がっています。
見頃は、7月上旬までです。
ご案内
期 間 | 6月下旬~7月中旬 |
---|---|
料 金 | 無料(見物自由) |
一番の見ごろ | 6月末~7月上旬 |